「SBH式減量」のカロリー制限と糖質制限の差について(第2報)
2017年6月2日(金)~4日(日)東京国際フォーラムにて開催された第17回日本抗加齢医学会総会においてスリムが発表いたしました。
昨年、行った研究の反省点を踏まえ、摂取糖質基準を規定した上での研究を行い、カロリー制限群は糖質を含む炭水化物を食事の60%、糖質制限群は20%に抑えるといった違いを明確に打ち出しました。
身体のもとを作るのは、たんぱく質です。糖質制限群では、筋肉量の減少を防ぐためにたんぱく質の摂取量を多く規定しました。
検定をかけた結果は、体重、体脂肪率、除脂肪量とも両群で有意に減少しました。中性脂肪は、糖質制限群が有意に減少しましたが、カロリー制限群では減少はしましたが、有意差は生まれませんでした。このことから、昨年の反省点を生かした研究が出来たことが示唆されました。
今後の課題は、筋肉量を減らさずに減量し、健康寿命を延ばしていくことができるかを考えていきたいと思います。