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「SBH式減量療法」と腸内フローラの関係について(第2報)

2021.11.28 御茶ノ水ソラシティ カンファレンスセンター
第39回「日本東方医学会 学術大会」にて


昨年の「SBH式減量療法」の研究の結果、肥満、痩せの体型の違いがあっても、腸内フローラに大きな違いがないことがわかりました。
今回、更なる健康寿命延伸の為に腸活手技を加えたグループと通常の「SBH式減量療法」を行うグループに分けて、腸内フローラの改善、体組成の変化、及び健康寿命延伸に対し2群の違いを検証しました。


<研究結果>
結果は、両グループとも、体重、体脂肪率、BMI、基礎代謝量は減少しました。

体重と筋肉の割合を見る筋肉率と、脚部筋肉量点数は、両グループとも有意差ありで、上昇しました。腸内フローラは、「SBH式減量療法」を行ったグループが、短鎖脂肪酸指標の酪酸産生菌と、腸管免疫指標のフィーカリバクテリウム属が増加しました。腸活手技を入れたグループで、腸内フローラバランスをみるtotalconvetedが上昇し、両グループで、腸内フローラバランスが改善しました。


2021研究データ1.体組成_研究前後の体組成の変化 2021学会データ2.腸内フローラ_研究前後の腸内フローラの変化 2021学会データ3.腸内細菌バランス_研究前後の腸内フローラバランスの変化

<まとめ>
今回の研究で、両グループとも、将来的な生活習慣病の因子に成りえる肥満から、体組成が改善しました。
統計処理を行った結果、腸内フローラは、脂肪細胞に脂肪酸の蓄積を防ぐ短鎖脂肪酸が上昇し、長寿菌の一つであるフィーカリバクテリウム属も上がったことから、腸管免疫機能も向上したことがわかりました。
腸管免疫は感染症予防にも効果があるという結果が出ております。また、腸内フローラバランスも、研究後には改善が見られています。病気にならないためには、腸内フローラバランスが良いことがあげられます。「SBH式減量療法」を行ったグループも、腸活手技を加えたグループも健康寿命延伸だけでなく、免疫機能の向上に寄与することが証明されました。
コロナ禍において、皆様の健康を維持するために「SBH式減量療法」をより多くの方にお勧めしたいと思います。

SBH式減量療法におけるサプリメントと電気的筋肉刺激の併用による体組成変化の検証 SBH式減量療法におけるサプリメントと電気的筋肉刺激の併用による体組成変化の検証 SBH式減量療法におけるサプリメントと電気的筋肉刺激の併用による体組成変化の検証 SBH式減量療法におけるサプリメントと電気的筋肉刺激の併用による体組成変化の検証