肥満男性に対する「SBH式減量療法」と
腸内環境・自律神経改善効果について
2022年11月5日(土) ~6日(日) 愛知県鍼灸マッサージ師会館
第73回 日本良導絡自律神経学会 学術大会in名古屋にて
近年、腸内フローラが日々の生活と全身の健康、美容に大きくかかわっていることがわかってきました。
我々の行う「SBH式減量療法」も包括的な減量療法であることから腸内フローラや自律神経に改善効果があるのではないかと考え、検証を行いました。
BMI平均30.3の男性を対象に4か月間の研究期間の間に「SBH式減量療法」を行い、
研究前後の体組成、腸内細菌叢、良導絡測定、自律神経状態や、血管健康度を測定して
統計分析処理を行い、その変化を比較しました。
<研究結果>
被験者の平均体組成は減少し、平均筋肉率は増加しました。
自律神経バランスは整い、平均血圧は下がり、血管健康度は、「とても良い」と「良好」が増加し、「注意」が減少しました。腸内フローラも、腸の健康に関与する菌の多様性が有意差ありで増加し、疾患発症の原因の一つともいわれるディスバイオーシス予備軍から、全員普通以上の腸内フローラに変化しました。
<まとめ>
以上のことから、「SBH式減量療法」を行うことで、身体の内側から若々しく改善するということが示唆されました。これは、ダイエットだけでなく、将来の健康寿命延伸に役立つといえます。学術大会にいらっしゃった医師や大学の教授から、「腸内フローラは、アルツハイマー型認知症や、腸疾患を予防する働きがあると言われています。今後も研究を行ってください。」と感想を頂きました。健康で活き活きとした快適な生活が送れるように、スリムビューティハウスでは、今後も皆様の健康と美容のために研究を行ってまいります。