世界が認める技術と理論

ロコモ予備軍に対する「SBH式減量療法」のアプローチについて

2022年12月4日(日) 御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター
第40回 日本東方医学会 学術大会


骨格筋や骨、関節などの下肢の運動器の機能低下によって、立ったり歩いたりすることができなくなることを「ロコモティブシンドローム」と言いますが、コロナ禍の生活環境の変化により、若年層も筋肉量や骨量が減少し、ロコモ予備軍の増加が心配されています。 我々は、ロコモ予備軍に対して、ロコモリスクの予防ケアを行い、将来の健康寿命延伸のために研究を行いました。

平均年齢38歳の女性13名(BMI平均25)を対象に2022年2月から同年4月までの約2か月間、「SBH式減量療法」を行いました。
研究前後の体組成の測定、ロコモ度テストの実施、アンケート調査を行い、被検者の心理的変化も検証しました。T検定を用いて研究前後の数値の比較を行いました。


<研究結果>
被験者の平均体組成は減少し、平均筋肉率は増加しました。 ロコモ度テストの結果も、多くの被験者がロコモ度1から標準に移行する改善が認められました。 サロン施術で被験者のストレスの一因とみられる肥満への悩みを改善すると同時に心の声に傾聴し、アドバイスを続けることにより被験者の自己価値に対する心理状態も改善しました。


<まとめ>
以上のことから、「SBH式減量療法」を行うことで、体組成や、ロコモ度テストの結果が、変化し、ロコモリスクの改善が示唆されました。また、被験者自身の自己価値に対する心理状態も改善が認められました。これは、ダイエットだけでなく、将来の健康寿命延伸に役立つといえます。学術大会にいらっしゃった医師から、「被験者の方と信頼関係を作ってからその背景にあるものを引き出し、傾聴しながら減量していただけるのは、東洋医学の心温まる医療の一つですね。」と感想を頂きました。健康的で活き活きとした快適な生活が送れるように、スリムビューティハウスでは、今後も皆様の健康と美容のために研究を行ってまいります。