世界が認める技術と理論

「従業員の健康寿命保持増進」等に
企業が関与する
取り組みについて

2024.06.01  熊本城ホール
第24回 日本抗加齢医学会 総会にて

企業が従業員の健康に関与することは、生産性や、企業価値の向上につながると考え、健康診断結果を基に女性が大多数を占める企業として将来の健康寿命増進の取り組みを行うことを目的とし、研究を行いました。
方法は、2021年4月から2022年3月の一年間に健康診断を受診した従業員全体の84.4%を対象に、東京化粧品組合での順位を知り、優れた項目は続行し、改善が必要な項目は見直し、従業員の健康及び、将来の健康寿命増進を行うための構築を図りました。

結果、メタボ該当者は181社中7位と、大変優秀でした。より良い結果を目指し生活習慣改善アドバイス等の実施を行います。なお、婦人科がん検診受診者数は少ない結果でした。
40歳未満の女性従業員が多いため、若年であっても自分の身体に関心を持ち、婦人科がん検診を受診することで、婦人科疾病や婦人科がんが発症した際に早期発見でき、治療も最小限に抑えられます。
乳がん検診は20~30代前半の女性は乳がんになった近親者がいない、自覚症状がなければ、ブレストアウェアネスを実践してもらうことも大切です。
従業員全体の検診率の向上を図ると同時に、喫煙率の減少、朝の欠食率と就寝前の食事内容、日々の運動の習慣付け、飲酒量の減少等の改善案を提示しました。

企業が従業員に対し健康診断の重要性を啓蒙することにより、従業員からお客様へ検診やブレストアウェアネスについて話ができる機会が生まれます。
東洋医学的考察として、心と身体のバランスが整うことにより、仕事やプライベートにおいて豊かな生活を送ることができ、更なる健康増進に繋がる可能性があるとされます。

<まとめ>
健康診断を通じて従業員の健康管理意識が高まることで、企業の発展に繋がります。さらに社員がお客様へのサービス提供と共に健康増進に関するコミュニケーションを深められることにより、痩身・美容だけでなく、健康寿命増進に向けた付加価値が高まる可能性が示唆されました。

今後も健康寿命延伸のためにスリムビューティハウスでは、研究を行い、社員の健康増進を通じてお客様のウェルビーイングのお手伝いができるように努力してまいります。