⼤学で管理栄養⼠の資格を取得したのち、美容業界を⽬指した理由やスリムへ⼊社した決め⼿などを教えてください。

マイナスをゼロにするのではなく、ゼロをイチにしていく仕事

管理栄養⼠の資格をとる前は、「病気を治せる管理栄養⼠」になって、病院で働きたいと考えていました。 けれど学部時代の病院実習の中で、最後はやはり「⼿術や薬を⽤いた治療」に⾏きつくなど、院内での⻄洋医学の強さを⽬の当たりにしたのです。 やはりマイナスをゼロにする仕事ではなく、ゼロをイチにする仕事の中で「管理栄養⼠」の資格を活かしたいと考え、別の業種を探すことに。 その中で東洋の医学や美容の考え⽅について深く知る機会があり、東洋美容の理論を掲げるスリムビューティハウスに出会いました。 「エステサロン」という⼥性がイキイキと活躍する場所で、すべてではなくても、これまで⾃分が培ってきた経験や知識を活かせるのではないかと感じましたね。 私⾃⾝、もともと美容に興味がないわけではなかったこともあり、スリムビューティハウスを第⼀志望に定めて無事に内定をいただきました。 栄養系の専⾨学校から美容業界に進む⼈は少なくありませんが、私が通っていた⼤学からエステの道に⼊る⼈はあまりおらず、私はかなり珍しい⽅だったのではないかと思います。

⼊社後、美容専⾨学校の卒業⽣なども多くいる中で、何か違いを感じることはありましたか？

エステティシャンとして働く中で、管理栄養⼠の資格を持っていてよかったと感じることはありますか？

専⾨知識を活かした説明で、ダイエットの「なぜ？」を解消

スリムビューティハウスは痩⾝をメインとするサロンなので、必要に応じて⾷事指導を⾏うこともあります。 ただ、スリムビューティハウスで取り扱っている商品は栄養についてしっかり考えられたものばかりなので、正直私の出る幕はほとんどないですね（笑） もちろんアレルギーなどで商品を使⽤できない⽅もいらっしゃるので、そういう⽅には栄養のバランスや⾷⽣活について丁寧にアドバイスしています。 また、もともと医学部に在籍していたこともあり、⼈体学や解剖⽣理学などの知識を活かしてお客様のお⼿伝いをすることも多いですね。 たとえば、「⾃分が⾷べたものがどのような代謝経路を経て排出されるか」という理論も知識として持っています。 そのため、お客様に「なんでキャビテーションかけたあとは、動物性脂肪を避けた⽅がいいのですか？」などとたずねられた際も、そのセオリーをわかりやすくご説明することができます。 また、スリムビューティハウスでは「エンザイム」という酵素ドリンクを取り扱っているのですが、そのドリンクがなぜ美容にいいのかをお伝えする際にもこれまでの知識が役⽴っていますね。 よくネットなどで出回っているダイエットの情報は不確かなものも多く、お客様から「実際どうなんですか？」とご質問をいただくことも少なくありません。 もちろん私にもわからないものもあるのですが、管理栄養⼠の視点から仮説を⽴てて、こうではないかな？とご説明することは可能です。 また、ご使⽤中の他社商品に関するお悩みや疑問等にも、⼀定の情報をいただければ、「可能性」としてアドバイスをすることができます。 このような点は、管理栄養⼠ならではの強みかもしれませんね。

お仕事をされる中で、どのようなときに「やりがい」を感じますか？

今後の⽬標と、⽬標に対して努⼒していることや⼼がけていることを教えてください。

お客様もスタッフも笑顔になれる店舗を⽬指して

私は現在横浜総本店で店⻑をしているのですが、⾃分の店舗を全国ナンバー１のサロンにするという⽬標を持っています。 横浜総本店には私より先輩のスタッフがたくさんおり、後輩たちはみな新卒です。 店⻑として後輩たちを従えるのはすごく難しいことだと思うのですが、経験も技術も全部持っている先輩たちに⼒を貸してもらうのも同じくらい難しいことだと思っています。 周囲とうまく意思疎通を図りながら、みんなで店舗を盛り上げていきたいですね。 私は、スリムビューティハウスにお越しいただくお客様と同じように、⾃分の店舗のスタッフも私のお客様だと思っています。 お客様にお越しいただいてご満⾜いただいくことはもちろんのこと、⼀緒に働くスタッフにも毎⽇笑顔で働いてもらえるよう、これからもがんばっていきたいです。