フェイシャルエステ前後のお化粧はどうすればいい?メイクの注意点は?
スリムビューティハウス アカデミー講師
監修 中山 真由美(なかやま まゆみ)
フェイシャルエステに行く前は、お化粧をしていいのか心配な方もいるのではないでしょうか?また、エステ後はすっぴんで帰らないといけないのか気になる方もいると思います。今回は、フェイシャルエステの施術前後のお化粧事情や、スキンケアのポイントについて解説します。
フェイシャルエステに行くとき、お化粧をしても大丈夫?
多くのサロンの場合、普段通りのお化粧をしていくのは問題ありません。一般的にサロンではお化粧をした状態でも、施術にクレンジングが入っているため、しっかりとメイクを落とせます。もちろんお化粧をしていなくても構いません。ただし、紫外線対策はきちんとおこないましょう。
また、お化粧をして行くべきか、すっぴんで行くべきか迷った場合は、「普段の状態」でサロンに入店することをオススメします。エステティシャンの中には、施術を受ける方の普段の状態を見ることで、お肌ケアの適切なアドバイスがしやすいという人も。そのため普段通りでサロンに行くのが良いでしょう。
メイクをしていった場合の施術の流れ
メイクでご来店
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サロンでクレンジング・洗顔
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施術(ケア)
まず、サロンの施術の中でクレンジングと洗顔を実施。サロンでは、普段自宅では落とすことのできない肌の奥に詰まった汚れも取り除くことができます。その後に、お肌のケアに入るという流れです。
フェイシャルエステに行くとき、こんなメイクはNG
普段のお化粧で入店しても問題ないサロンがほとんどです。ただし、メイクによってはNGな場合も。ここでは、メイクの際に気をつけたいポイント2つをご紹介します。
- ・通常のクレンジングで落ちにくい化粧品
- ・まつ毛エクステをしている場合はサロンに相談
通常のクレンジングで落ちにくい化粧品
ウォータープルーフのマスカラなど、落ちにくい化粧品は避けましょう。施術でしっかりと落とすことはできますが、落とすのにかなり時間がかかってしまうケースも。そのため、普段しっかりしたアイメイクをしている方は、いつもより少し薄めのメイクを心掛けましょう。
まつ毛エクステをしている場合はサロンに相談
まつ毛のエクステをしている場合は、施術を受ける前に、必ず担当のエステティシャンに伝えるようにしましょう。施術で目元のケアをする際、マツエクが少量取れてしまうこともあるので注意が必要です。
フェイシャルエステ前の、肌の状態やスキンケアなどの注意点
フェイシャルエステ前は、お化粧をしていいのかどうかが気になるところだと思いますが、実はスキンケアも大切です。ここでは、施術を受ける前のスキンケアで気を付けるべきポイント5つを解説します。
- ・紫外線対策をしっかり行う
- ・顔剃りは避ける
- ・レーザー脱毛などの施術直後は控える
- ・コンタクトは外すかメガネを使う
- ・顔にニキビがある場合は注意する
紫外線対策をしっかり行う
施術前は、紫外線対策だけはしっかりとおこないましょう。日焼けしてしまうと、肌がダメージを受けてしまうため、しみなどの原因になってしまいます。お化粧の有無に関わらずUVケアをして、エステを受ける前は肌への刺激を最小限に抑えて施術を受けましょう。
顔剃りは避ける
顔剃りをすると、施術が1週間ほど受けられない場合があります。電気シェーバーなどは問題ないですが、専門店などで「お顔剃り」をした直後は施術を控えましょう。
レーザー脱毛などの施術直後は控える
レーザー脱毛やコラーゲン注入、ヒアルロン酸注射などの施術を受けた直後も施術を控えましょう。その場合、1~2週間は施術ができない場合があります。特に、エステとクリニックを併用されている方や、脱毛などの特別なケアをされている方は、フェイシャルエステを受ける前にサロンに事前に相談すると良いでしょう。
コンタクトは外すかメガネを使う
基本、施術の際はコンタクトを外した状態でおこないます。普段コンタクトをつけている場合は、施術前に取るか、サロンに行く際はメガネを使うなどして対応しましょう。
顔にニキビがある場合は注意する
肌にトラブルが発生している場合、エステの施術が受けられるかどうかは事前の確認が必要です。施術の内容によっては、ニキビが悪化してしまうこともあります。特に炎症性のニキビや膿が出来ているニキビは、注意が必要です。
フェイシャルエステ帰り、お化粧はしても大丈夫?
エステを受けた後に、お化粧をしても問題はないです。サロンには、お客様が施術を受けた後、お化粧をして帰れるように、メイクブースを設けている場所もあります。また、サロンで化粧品が用意してあり、スキンケアからメイクまでしてくれるところも。もちろん、自分のメイク道具を持ってきても大丈夫です。
施術後にメイクをする場合の流れ
施術終了
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サロンのメイクルームでお化粧
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帰宅
施術が終わった後に、サロンのメイクルームを利用できます。自分でお化粧ができるので、帰りはすっぴん...?なんて心配もいりませんね。エステ後に友達と会う約束があるという場合でも、お化粧ができる場所があると安心です。ただし、メイクルームはあっても、サロンによって化粧品が用意されていない場合もあるので、念のため自分のメイク道具を持参すると良いでしょう。
フェイシャルエステ後の、お化粧やスキンケアのポイント
エステを受けてお家に帰ってから、お化粧やスキンケアはどうすればいいのか気になりますよね。基本的に、お化粧は普段どおりで問題ありませんが、スキンケアについては注意しておきたいポイントがあります。ここでは、そのポイントを3つご紹介します。
- ・紫外線ケア
- ・エステ後の洗顔
- ・洗顔した後の保湿
紫外線ケア
フェイシャルエステを受けた後、お化粧をしない場合でも、日焼け止めは塗りましょう。完全に何も塗らない状態で帰るのは避けた方が良いです。エステ後に、せっかく綺麗になった肌に、紫外線で肌にダメージを与えてしまうから、というのがその理由。何も塗りたくないという場合でも、マスクや帽子などで、紫外線から肌を守るようにしましょう。
エステ後の洗顔
エステをした後でも、家に帰ってから普段通り洗顔をおこなうことが重要です。まずは、ジェルなどでメイクを落した後に、洗顔フォームで皮脂などの汚れを取るというダブルクレンジングを徹底しましょう。二度手間で面倒くさいと思ってしまいがちですが、この地道なケアがキレイなお肌を続かせる秘訣です。
また、洗顔する際は、肌を強くこするなどの刺激を与える洗い方は避けましょう。お肌に負担のかからないクレンジングや洗顔を使うことも大切です。
洗顔した後の保湿
綺麗なお肌をキープするためには、洗顔後にたっぷりと保湿をすることも大切です。特に洗顔後は、すぐにお肌の水分が抜けてしまうので、時間を空けずにお肌の保湿をしてください。化粧水で水分を与えた後は、乳液や美容液で水分が蒸発しないようにしっかりとお肌に閉じ込めましょう。
エステに行ったからと言って、お家での素肌ケアを怠ると、せっかくのエステで得られた肌の状態も長続きしません。美顔をキープするためにも、毎日の保湿でお肌に潤いを与えてあげましょう。
すっぴんでの外出は抵抗がある場合の対策
- ・マスク
- ・サングラス
- ・帽子
- ・ポイントメイク
エステでメイクを落としたくない、せっかくエステを受けたのにお化粧をするのはもったいないと思う方も中にはいるでしょう。また、だからと言ってすっぴんも抵抗があるという方も少なくありません。
その場合は、マスクやサングラス、帽子などですっぴんを上手く隠すと良いでしょう。ある程度の紫外線対策も可能です。また、顔全体にファンデーションを塗るのは避けて、眉毛だけかくなど、肌に負担の少ない部分的なメイクにするのがおすすめです。
フェイシャルエステ期間中のメイク・素肌ケア
エステを受けている期間中は、普段通りの化粧をして過ごしても問題はありません。しかし、ニキビなどの肌トラブルを抱えている場合は、ファンデーションを控えて、肌に刺激をあまり与えないように過ごしましょう。また普段、外出する際は必ず紫外線対策や、お家での保湿など素肌のケアも並行しておこなうことが大切です。
フェイシャルエステ前後のお化粧やケアの仕方できれいな肌をキープできる
いかがでしたか?フェイシャルエステに行く時は、お化粧はしてもしなくてもどちらでも問題ありません。また、エステ後も、お化粧をしたい場合は、サロンでお化粧をしてから帰れます。すっぴんを見られたくないという方も安心ですね。
スリムビューティハウスでは、メイクルームを設けているので、エステ後にお化粧をしたいという方も安心してご利用いただけます。また、ホームケアのアドバイスも受けることができるので、普段のお化粧やスキンケアについて気になるという方は、お気軽にご相談ください。
記事監修
- スリムビューティハウス アカデミー講師
中山 真由美 (なかやま まゆみ) - AEA認定講師
- AJESTHE認定講師
- AEAインターナショナルエステティシャン